久留米の名前の由来はいくつかある。

(1)神武天皇を補佐する大久米命は大きな目玉の持ち主であった。それは「くるくるめだま」でありる。
あるとき天皇のご命令で大久米命は伊須気余理姫(いすきよりひめ)の許に使者として行った。姫は大久米命を見て、あまりに目が大きいので「我が裂ける利目」といったほどである。
この「くるくるめ」が久留米の由来といわれている。

(2)また、糸島郡北村に「久米」というの地がある。
これは聖徳太子の弟、久米皇子の名にちなんだものである。
当時、久留米の地には、その久米皇子の兵糧などの倉庫があったことで、久留米とよばれるようになった。

(3)また、呉部(くれべ)という機械に詳しいが職人集団がいたことによるものとも言われている。
「くれべ」が時代を経て「久留米」に変わった。

(4)筑後川が「くるくる」と蛇行しているので、久留米になった。